ぴったり合った靴で快適に歩こう!
足に合わない窮屈な靴は歩きにくく危険なばかりか、足にさまざまな障害を引き起こす原因になります。自分の足にぴったりフィットした靴に出会えると、歩くことがぐんと楽しくなりますよ。
合わない靴で深刻な症状も
若い女性を中心に、手術が必要なケースなど深刻な症状も目立つようになった「外反母趾」。足の親指が小指方向に大きく曲がって、親指のつけ値部分が突出してしまう足の変形のことですが、これもハイヒールなど足に無理な負担をかける靴を履き続けることが大きな原因と言われています。この他、ウオノメやタコ、爪が変形して肉に食い込んでしまう「陥入爪」なども、足に合わない靴が原因で起こる場合が少なくありません。
フィットする靴を選ぶには
靴を選ぶ時には、次のポイントを押さえておきましょう。
- つま先やくるぶし、足の甲が靴に当たらないこと。1cm程度の余裕がある。
- 幅が広めで余裕のあるもの。靴の中で指が動かせる。
- かかとや土踏まず部分のカーブが足に合っているもの。
- 靴底が硬すぎないもの。着地のショックをやわらげるよう、かかとに厚みがあり、靴底にもある程度弾力がある。
- 圧迫を感じない。柔らかい素材を使っている。
〈幅〉
幅が広く靴の中で指が動かせる。
〈つま先〉
1cm程度の余裕がある。
〈甲〉
圧迫を感じない。
柔らかい素材を使っている。
〈かかと・靴底〉
着地のショックをやわらげるよう、かかとに厚みがあり、靴底にもある程度弾力がある。 |
ウォーキングなどに使用する靴の場合は、この他に

ひもで調節できるもの

通気性の良いもの

全体的に軽いもの
といった点も要チェックです。
また、靴を買うのは、足がむくんで幅が最大になっている夕方に。最近では、靴選びの専門家であるシューフィッターのいる靴店も増えていますので、一度相談してみるのもおすすめです。