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げんき人
脳と病気 げんき人コラム
脳と病気−イラスト頭痛から脳梗塞・痴呆症などさまざまな病気を取り上げます。

頭痛の主なタイプ
ズキズキする痛み
頭の片側がズキズキ痛む、痛みが強く吐き気がする。星がちらちら見えるような気がしたり、視野の一部が欠けて見えなくなる。

このような視覚障害を伴うタイプの頭痛は一般的に「片頭痛」といいます。痛みの解消には薬をのむことのほか、十分な睡眠、緑茶・コーヒー(カフェイン)なども効果的な場合もあります。

しめつけられるような痛み
これは緊張型の頭痛と考えられます。心身的にストレスによる筋肉の緊張が原因で、適度な飲酒、入浴、スポーツなどで汗を流しリラックスすることが重要です。

出血による痛み
脳は硬膜、くも膜、軟膜という3層からなる髄膜で覆われています。「くも膜下出血」とは、くも膜と軟膜の間に出血するもの、「脳出血」とは脳の中で出血するものです。

特に、くも膜下出血は突然頭を殴れらたような激しい頭痛が襲ってきます。頭痛以外にも吐き気、手足のしびれ、舌がもつれるなどの症状を伴うことがあります。

外傷などによる痛み
硬膜下血腫などは頭部を強く打った後、しばらくしてから症状が現れる様なこともあります。

発熱を伴う痛み
風邪をひいたときにも熱が出ますが、いつもとは違う強い痛み、吐き気を伴った頭痛(特に後頭部)に発熱が加わった場合は、「髄膜炎」の危険性があります。

脳腫瘍に起因する痛み
脳腫瘍が頭痛の症状を引き起こしていることもあります。また、脳腫瘍により様々ま症状があらわれることがあります。

脳卒中
先に挙げた、くも膜下出血、脳出血、さらに脳梗塞などの脳血管障害の大部分を締める「脳卒中」についてお話します。

脳出血画像 脳梗塞画像 硬膜下血種画像
脳出血 脳梗塞 硬膜下血腫

大脳のはたらきイラスト脳梗塞の主なタイプ

脳血栓
脳の動脈に動脈硬化が起こり、血液の流れが止まるために起こる病気です。

脳出血の症状が時間単位で現われるのに対し、日にち単位で現われ徐々に進行していくこともあります。

脳塞栓
心臓などにできた血の固まりが血流にのって移動し、脳の中の動脈に詰まって起こります。
症状は急速に現われます。

脳卒中の予防
危険因子は数多くありますが、ここでは家族歴や年齢・季節など以外の、自己管理の可能なものをご紹介します。

塩分の取りすぎ
  高血圧は動脈硬化を進行させるので、脳梗塞の原因になります。
甘い物・高カロリー食品の取りすぎ
  糖尿病も危険因子です。バランスのとれた食事、適度な運動などを心がけてください。
  動物性脂肪の取りすぎによる高脂血症も要注意です。
肥満
お酒の飲みすぎ
喫煙
ストレスの蓄積

認知症
最後に「認知症」についてお話ししましょう。認知症には大きく分けて、血管障害が原因の「血管性認知症」、脳神経細胞の変化が原因の「アルツハイマー型認知症」の2種類があります。

血管性認知症
脳梗塞が原因で、脳神経細胞が死んでしまうために起こります。

アルツハイマー型痴呆
脳神経細胞が次第に消失し、脳全体が萎縮してしまうために起こります。いまだに原因は不明です。

ここで注意していただきたいのは、老化による物忘れと認知症によるものとは明らかに違うという点です。認知症では、その日朝食べたことすら思い出せないのです。


脳の病気は、発見や対症が遅れると寝たきりの原因になってしまう場合があります。普段の生活に注意を払いしっかりと自己管理をし、予防に心がけてください。

「いつもの頭痛と違う」「以前脳の病気を患っていて再発が気になる」など、少しでもおかしいと思ったら、かかりつけの医師にまずご相談ください。
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