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腰は体のカナメ、腰をすえて考える腰痛 げんき人コラム
腰は体のカナメ、腰をすえて考える腰痛−イラスト「人間なら誰でも一生に一度は経験する」といわれる腰痛…。

なぜ人は、これほど腰痛とつきあわなければならないのでしょう。

そのわけは…
人が両手を自由に使えるように二本足で 立つようになったためと説明されています。 その宿命的ともいえる腰痛、 今回は原因や病気の種類、見分け方などについてご紹介しましょう。

腰痛の原因
背骨イラスト一口に腰痛といってもいろいろと種類があり、その原因も様々です。もっとも多いのが筋肉疲労によるもので、不自然な姿勢、運動不足や間違った生活習慣などで起こるいわゆる腰痛症です。他に、加齢による脊椎の老化や、太り過ぎも腰痛を起こす原因になります。

さらに脊椎や椎間板、骨、筋肉など周辺の病気が原因でも起こります。また胃、腸、膵臓、腎臓など内臓に病気がある場合や、子宮や卵巣など婦人科系の病気などでも腰痛を起こすことがあります。脊柱はがんが転移しやすいところで、がん転移による腰痛、さらに、ストレスなどが原因になる心因性の腰痛もあります。

腰痛の原因
腰痛症
すべての腰痛の半分以上を占めるといわれ、痛みで整形外科を訪れて検査をしても、これといった原因がみつからないのが特徴で、しいて上げるとすると、日常生活のひずみからといえます。痛みのでやすいところは第5腰椎と仙椎の間で、鈍い痛みが起こります。

ぎっくり腰
俗に「魔女の一撃」といわれる急激な痛みで、重いものを持ち上げた時や、トイレから立ち上がったとたんなどふとした動作がきっかけで起こったりします。瞬間的に激しい痛みに襲われ、腰が動かせなくなります。

椎間板ヘルニア
  ヘルニア画像
  第1、第2腰椎の間(上の円)と第4、第5腰椎の間(下の円)に椎間板ヘルニアの突起が見られる。
脊柱は、椎体という骨がいくつも積み重なってできており、椎体と椎体の間には椎間板という軟骨があり、脊柱の動きと脊柱に加わる衝撃を和らげる役割を担っています。

さらに椎間板は髄核という柔らかい部分とそれを取り巻く線維輪からなっていて、椎間板に過剰な力が加わると、線維輪に亀裂が生じ、裂けたところから髄核が後ろに押し出され、それが神経にさわって痛みを起こします。これが椎間板ヘルニアです。

椎間板ヘルニアの痛みは腰だけのこともありますが、腰からおしり、下肢にも痛みやしびれが生じ、座骨神経痛の症状が加わることもあります。


変形性脊椎症
老化により脊椎が病的な変化を起こして腰が痛くなります。長い間の酷使で腰椎が変形し、椎間板腔が狭くなって、椎体に棘のような突起が飛び出します。

これは長い間腰に無理を強いてきたのが原因ですが、変形性脊椎症の重症度と腰の痛みは必ずしも一致しません。

脊柱管狭窄症
脊柱管という神経が通る管がいろいろの原因で細くなって神経を圧迫する病気です。安静時には痛みは少ないのですが、長い時間歩くと痛みがでてくるという特徴があります。

脊椎分離症、すべり症
脊椎の関節突起の狭い部分が分離して腰痛を起こす病気をいいます。また、すべり症は、分離した脊椎が前方にずれた状態をいいます。痛みを訴えない人もいますが、鈍い痛みがあるのが特徴です。

脊椎分離症は生まれつきの骨のでき方の異常のほか、ストレスによって疲労骨折が起きるせいではないかといわれています。成長期に過激なスポーツをした男の人に多いというデータもあります。

骨粗しょう症
骨からカルシウム量が少なくなって、弱くもろくなる病気です。老化や更年期のホルモンの変化によって起こります。尻餅をついたぐらいのささいな刺激で圧迫骨折をし、骨折の位置により、背中や腰が痛くなったりします。

症状が進み、多数の椎骨がつぶれると、脊柱が短くなり、背中が曲がってきます。

腰痛を予防するには
日常生活の工夫
腰痛を防ぐには日頃から正しい姿勢を保ち、脊椎の生理的湾曲を維持するよう心掛けます。自然な湾曲を維持するには、脊柱を支える背筋や腹筋などの筋肉を鍛えることも大切です。

そこで、腰痛を防ぐために腰痛体操などで鍛えておきましょう。

カルシウムの摂取を心掛ける
腰痛を防ぐには、腰を強くするカルシウムなどのミネラルを多く含む食品を食べることが大事。カルシウムの多い食品は小魚、大豆製品、緑黄色野菜、乳製品、海草など。

また、カルシウムの補給を助けるビタミンDの摂取が少ないと、丈夫な骨を保つことはできません。ビタミンDを多く含む食品は干ししいたけ、切り干し大根、レバー類、イワシ、カツオ、マグロなどの血合肉、卵黄などです。
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