
近年、高タンパク、高脂肪食の摂取など食生活の欧米化に伴い、男女ともに大腸がんが増えています。がんは腺腫といわれるポリープ状の病変から発生することが多いといわれています。
そのポリープ(腺腫)内に早期のがんがある場合は、内視鏡で見ながらポリープを切除することで完治できるなど、早期に発見・治療すればそのほとんどが治ります。
早期がんでは、目に見えない程度のごくわずかな出血がみられることがあります。自覚症状のない時期に大腸がん検診を受けることで、早期発見に役立てましょう。
 |
 |
 |
 |
大腸がんの検査はとても簡単です。送られてきた採便容器に2日間の便を採って提出するだけで食事の制限はありません。対象は40歳以上の区民の方です。年に1回の受診をお勧めします。 |
 |
 |
 |
 |
以下の様な方は、大腸がん検診をお勧めします。
1.下痢と便秘が交代で起こる。
2.排便のあと、まだ残っているようですっきりしない。
3.過去に、便に血が混じったことがある。 |
|
4.貧血がある。
5.おなかが張る。
6.なんとなく下腹に違和感がある。 |
※早期の大腸がんは、ほとんど自覚症状が見られませんので、症状のない時から検診を受けることが、なにより大切です。
検診内容と流れ
1.説明書の確認
センターから採便容器が届きますので、同封されている説明書を読み、正しく採取してください。
2.採便
採便をします。(2日分とってください)
3.提出
採取した便を提出します。
問診票などに記載もれがないかを確認し、封筒に入れ提出します。
提出先:
(1)世田谷区保健センター
(2)世田谷区内の各総合支所 健康づくり課
(3)胃がん検診の検診車(胃がん検診と同時受診)
4.検診結果について
2週間程度でご自宅へ郵送いたします。
 |
「便潜血検査」は保健センターの検査室で行っています。 |
 |
 |
 |
便潜血検査とは…
大腸粘膜などの消化管から出血した血液を検出する検査です。目に見えない微量な出血も調べることができます。 この検査はヒトのヘモグロビンだけ検出しますので、食事の影響を受けません。
大腸がん検診の結果、さらに精密検査が必要とされたら…
検査結果が
陽性の場合は、精密検査が必要になります。かかりつけの医師または最寄りの医療機関にご相談し、精密検査を必ずお受けください。なお、保健センターでも医療機関からの検査依頼があれば、精密検査(下部消化管内視鏡検査)を行っています。
陰性(異状なし)の場合
今回の便潜血検査では異常がありません。ご安心ください。
念のため年1回の検診をお勧めします。
(ただし、なにか自覚症状がある場合は、陰性でも早めに病院へ行き受診しましょう。)
詳しくは、
下部消化管内視鏡検査(大腸内視鏡)ページをご覧ください。
 |
 |
 |
 |
 |
|
40歳以上の区民の方
お申し込み後、ご自宅に届いた採便容器で2日間分の便を採便し、ご提出いただきます。郵送による提出はできません。検体提出先などの詳細は、同封されている説明書でご確認ください。
※胃がん検診と同時にお受けいただくことをお勧めします。申込時にご相談ください。
200円
以下のいずれかの方法にて、お申し込み下さい。
1.当サイトの がん検診申込ページからお申し込みください。
2.世田谷区保健センターに、お電話でお申し込みください。
受付電話番号:03−3410−9101 医事係
3.世田谷区保健センターの1階受付窓口で、お申し込みください。
4.「区のお知らせ」または「町会などの回覧」等に募集が載ったとき、紙面の申し込み先へお申込みください。 |
|
 |
 |
 |